大間々青柳の和菓子日記

当店のお菓子やイベントのご案内。和菓子つながりのいろいろな話題を取り上げます。

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「学ぶ力」を伸ばす本

懐かしい思い出が蘇りました。

子どものころの自分は、とても傷つきやすい少年でした。

何気ない言葉にすぐ傷つき、悔しい思いや涙を流したものです。

そのたびに「子どもの心を忘れない大人になるんだ」とよく誓ったものです。

そんな過去も今となっては宝物です。
「子どもの心を忘れない」ことが
仕事や子育てに良い形で影響していると思うからです。

そのことを確信させてくれるような本でした。

「学ぶ力」を伸ばす本「学ぶ力」を伸ばす本
(2008/11/18)
齋藤 孝

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子どもが持っている「子ども力」をしっかり伸ばしてあげると
大人になってその「子ども力」が想像力のあるクリエイティブな仕事ができるようになる、
そして仕事や日々がより楽しめるというようなお話。

大人になった自分の中にあるものを認め、活用するためにも
子どもが持っている能力をしっかり認識し、伸ばしてあげるためにも
良い本だったと思います。

「学んでいることが遊びになり、遊んでいることが学びになる」という図式を
体感的に学ばせることを説いています。

・背伸びしたい気持ちを認めてやる。
・自由な想像の世界に浸る時間を大人の見方で打ち消さない。
・身体を使って遊び切る時間を確保する。
・音読や暗唱で学ぶことの面白さを気づかせる。
・一緒にムキになって遊ぶ。
・自分で楽しみを創り出せる機会を作る。
・一つのことに夢中になって没入することを否定しない。
・読み聞かせの繰り返しが学習能力の発達に直結つる。
・できるようになったことに感動して、達成感を得る喜びを気づかせる。
・影響を受けやすく、すぐに真似しようとすることを止めない。
・身体ごと共感する経験をさせる。
など

少年の心を大事にするものとして((笑)
とても共感する内容でした。
上記の内容は我が家でも比較的実践していると思います。
もちろん、学校でさせていただいていることもありますが。

確かに子どものころは想像の世界を作ってその中に浸っていたことは多かった。
ガンダム消しゴムと怪獣消しゴムを戦わせ、基地などを作ったり、
仲間が死ぬと涙ぐむほど、感情移入をして遊んでいた(笑)

「ごっこ遊び」は子どもの遊びの専売特許でした。
しかし、子どもと同等にムキになって夢中で遊ぶ私も
この「ごっこ遊び」などおままごと的な遊びは
大人になってしまった私にはさすがに
苦痛です。

先日も、水族館でペンギンを見た帰り、

ペンギン ペンギン3

お土産で買ったペンギンのぬいぐるみで
子どもたちは名前をつけて「動物園ごっこ」をはじめて
私に一緒に遊べというのですが
さすがにつらいシクシク><
同じ世界にははいっていけません。(笑)

まあ。大人の役割は条件を整えて上げることですからね。
ここは勘弁してもらいたいですね。(笑)


我が家ではなるべくテレビゲームなどの消極的、受動的な遊びはしないで
自分たちで考え、ルールを決めて遊べるものを意識しているつもりではありますが
それに加え、この本では楽しませると同時に退屈さも必要だと言っています。

この本が引用している『ラッセル幸福論』バートランド・ラッセルの文を引用します。

多少とも単調な生活に耐える能力は、幼少時代に獲得されるべきものである。
この点で、親たちは大いに責任がある。彼らは子供たちに、ショーだの、美味しい食べ物だのといった消極的な娯楽をたくさん与えすぎている。そして、毎日毎日同じような日を待つことが子供にとってどんなに大切であるかを、真に理解していない。もちろん、やや特別の機会はこの限りではない。幼年時代の喜びは、主として、子供が多少の努力と創意工夫によって、自分の環境から引き出すようなものでなければならない。



「ゲド戦記」の始まりの詩の

ことばは沈黙に

光は闇に

生は死の中にこそ

あるものなれ…

ではないですが正反対の中にこそ、あるものなのでしょうか。


子供の娯楽があまりにも整っているがゆえに子供から「子ども力」が奪われてしまう今の時代。
我々の子ども時代と比べてはるかに忙しい日々を過ごす子ども達。
そんな環境のなか、親には意識的に注意と工夫が必要とされるようです。


最後に、どんなことでも遊びに変えて、有意義な時間にしてしまう子どもの優れた能力を
この本の中で詩人の長田弘さんが書いた『深呼吸必要』という詩を引用しています。
こういう詩が私は大好きです。

歩くことのたのしさを、君が自分に失くしてしまったとき、そのときだったんだ。
そのとき、きみはもう、一人の子どもじゃなくて、一人のおとなになってたんだ。
あるくということが、きみにとって、ここからそこにゆくという、ただそれだけのことに過ぎなくたってしまったとき。


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